アイピルの副作用にはどんな症状がある?発症する確率は?

サイト名

アイピルの副作用にはどんな症状がある?発症する確率は?

最も発生率が高いアイピルの副作用は子宮からの出血

アイピルと同じ有効成分を含有しているノルレボの日本国内で行われた臨床試験によると、65例の被験者のうち47例に副作用が確認されています。全体の発症率は72.3%、症状別には消退出血が46.2%、不正子宮出血が13.8%、頭痛が12.3%、悪心が9.2%、倦怠感が7.7%となっています。副作用のほとんどは消退出血という女性ホルモンの分泌量の減少により起こる子宮からの出血です。比較的低い頻度ではありますが眠気も副作用として確認されています。

日本国外で実施された臨床試験では、不正子宮出血が31%、悪心が14%、疲労感が14%、下腹部痛が14%で確認されています。この臨床試験ではノルレボではない薬を使用していますが、配合されている有効成分が同じためノルレボでも同様な結果が得られると考えられます。日本国内と比べると不正子宮出血や悪心の発生率が高く、反対に頭痛の副作用が少なくなっています。

発生頻度の高い主なアイピルの副作用はどれも軽度な症状です。

アイピルの主な副作用に該当するのは、ノルレボの臨床試験で5%以上の発生率が確認されている消退出血・不正子宮出血・頭痛・悪心・倦怠感・眠気です。大半の場合、これらの副作用は軽度の症状で治まり悪化することはまずありません。ピルと聞くと副作用が怖いというイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、過度に心配したり不安に思う必要はありません。

アイピルの副作用は体内のホルモンバランスが一時的に変化することで起こると考えられます。1回の服用では長時間にわたってホルモンバランスに影響することはないので、副作用も一過性であり軽症で済みます。

副作用がどうしても気になる場合や長く続く際には医師に相談してください。案外思い込みや勘違いで体調が乱れることもありますが、副作用が認められれば医師の判断でなんらかの対処がされるでしょう。医師への相談はアイピルの服用タイミングと同じように早め早めの行動が大切です。

肝障害などがある方はアイピル服用前に医師に相談

アイピルの有効成分は肝臓で代謝されるので肝機能に障害がある方が服用すると肝臓への負担が大きくなる可能性があります。軽度であれば問題なくアイピルを服用できますが、重度の肝障害になるとアイピルを使うことができません。そのため、事前に医師に相談してアイピルを安全に使用できるのか判断してもらう必要があります。

アイピルに含まれている有効成分レボノルゲストレルに過敏症が出たことがある方も服用できません。つまり、先発薬であるノルレボで過敏症が現れた場合でもアイピルで緊急避妊することができなくなります。心疾患・腎疾患があるまたはあった方は注意しながらであればアイピルの服用が可能です。

慢性的な頭痛や吐き気など主な副作用と被る症状がある方も注意が必要です。

アイピルの副作用として出現しやすい頭痛や吐き気などに慢性的に悩まされている方は、それらの症状が強く出る可能性があります。市販の頭痛薬や制吐剤などを併用すると症状を抑えることができます。アイピルは服用2時間以内に吐いてしまうと成分の吸収が十分ではない可能性があり、再度飲まなければならない場合があるので制吐剤を併用すると良いでしょう。

アイピルによる緊急避妊法は従来の方法と比較して安全性が高くなっています。全く副作用が現れない方も多く、症状があったとしてもほとんどは軽微であり時間の経過により消失します。

アフターピルも医薬品である以上、副作用のリスクは避けられません。それでも緊急避妊というメリットを求める方が副作用の存在を納得した上で利用すべきものです。副作用には個人差があり、初めて使用する場合には副作用は起きるのか、副作用が出現したらどんな症状として現れるのか分からずに不安になると思います。その不安を取り除く、あるいは軽減するには薬のことをよく知ることです。基本的な副作用については上記していますが医師に相談したり自分で先発薬の添付文書やインタビューフォームを確認するとよりアイピルについて知ることができます。