アイピルの効果による妊娠阻止率と緊急避妊の仕組みを解説

サイト名

アイピルの効果による妊娠阻止率と緊急避妊の仕組みを解説

妊娠阻止率は81%!アイピルの効果で避妊に成功すると生理はいつ来る?

アイピルは緊急避妊効果が期待できる医薬品です。アフターピルとも呼ばれ、優れた効果を有しています。アイピルには先発薬であるノルレボと同じ有効成分が同量配合されていますので、緊急避妊効果の高さはノルレボの臨床試験の結果を見ればわかります。

臨床試験において、性交から72時間以内にノルレボを服用した群で81%の妊娠阻止率が確認されています。アイピルを同じ条件で使用した場合でもノルレボに劣らない効果が期待できます。アイピルやノルレボは高確率で妊娠を防ぐ優れた緊急避妊薬であることは間違いありません。

アイピル服用後に生理が来れば避妊成功の合図です。

アイピルにより避妊に成功した場合は生理による出血が起こります。服用から7日程度で生理が始まるケースが多いと考えられますが、アイピルを服用した際の生理周期や体質などによって3日ほどで生理になる方や2週目以降となる方がいたりと個人差があります。

避妊に失敗しアイピルを飲んだけど本当に効果があったのか不安という場合には、3週目以降に妊娠の有無を確認しましょう。妊娠検査薬を使い自分で調べることもできますが産婦人科やレディースクリニックを受診した方が確実でしょう。

アイピルの服用が早いほど高い避妊効果が得られる

アイピルの先発薬ノルレボの臨床試験では、性交を終えてから72~120時間後までの範囲で63%の妊娠阻止率が確認されています。同様にアイピルの避妊効果も72時間以内に服用した際よりも低下します。
反対に避妊の成功率はアイピルを早く服用することで上がるとされています。72時間以内に飲めば大丈夫と使用を後回しにせず、避妊に失敗してすぐにアイピルを飲むことで妊娠を防ぐ確率がアップします。

アフターピルによる緊急避妊を行ったとしても100%の確率で妊娠を防ぐことはできません。しかし、より避妊の確率を上げたいのであれば早期にアイピルを服用することが重要です。絶対に妊娠したくないからといって決められている用量以上の錠数を飲んでも避妊効果が高くなることはありません。むしろ、副作用の危険性があるので必ず用量用法を守って服用してください。

アイピルに配合されている成分の働きと緊急避妊の仕組み

黄体ホルモンを摂取して体内のホルモン生成を抑えます。

アイピルにはレボノルゲストレルという黄体ホルモン(プロゲステロン)が配合されています。レボノルゲストレルを摂取すると、体内に十分な量の黄体ホルモンがあると脳が認識して黄体ホルモンの生成にかかわる黄体形成ホルモンの分泌がストップします。

黄体形成ホルモンは排卵が起こる前に多く分泌され、黄体形成ホルモンが分泌されていない状態では排卵は起こらないと考えられます。黄体ホルモンには子宮頚管の粘性を高めて精子の侵入を防ぐ働きや、子宮内膜の状態を着床に不十分にする働きがあります。

アイピルは主に排卵の抑制により緊急避妊を可能にしています。

妊娠には排卵→受精→着床と言う流れがあります。この3つのステップのうち、どこか1ヵ所でも阻害されると妊娠は成立しません。アイピルは排卵抑制作用を主として避妊効果を示すと考えられています。また、受精や受精卵の着床を防ぐ効果も示唆されています。

アイピルによる体の変化は不妊症で悩んでいる人と同じような体内環境にするとされています。一時的に不妊に近い状態を人工的に作り出すことで緊急避妊を可能にしているといえます。